ブログ

24日 2018年 09月

MRIの注意点が意外な問題に発展

北村クリニックにもMRIの検査設備があります。

ご存知の方も多いと思いますが、

MRIは強い磁力によって脳の中などを検査するものです。

この磁力は一般の方が想像しているようなレベルではなく、

刺青をしている人はその刺青の染料に含まれている

金属成分が引っ張られてしまうほど強力です。

MRIがある部屋にカメラを持って入った人が、

その強い磁力によってカメラの中に保存されている

社員データが消えてしまったということもありました。

この「磁力」について、ある有名な大学教授が

「磁気によって凝りをほぐす」という製品に対して

インチキだと指摘したのです。

この教授が指摘しているのは、

「磁気で血流が良くなるなどということはない。

だから磁気で凝りがほぐれるというのは根拠がない」という主旨です。

さらにこの教授は「もしそれが本当ならMRIの検査で

全身の血液が引っ張られて死亡事故になる」とも続けています。

この指摘は、MRI検査を行っている私の立場から見ても面白いと思います。

MRI検査ではわずかな金属質のものであっても持ち込み禁止なので、

検査機器に入る方はMRIからの磁力による影響を全く受けません。

つまり、血流が磁力によって促進されることもありません。

ゆえに、磁力によって血流が影響を受けて凝りが

ほぐれるというのは、確かに根拠がないかも知れません。

この教授の言うように、微弱な磁力で血流が良くなるのであれば、

MRI検査機器に入った人は全身の血液が沸騰するほどの影響を受けるでしょう。

これまであまりにも当たり前だと思われていたことが、

こうした指摘によって「考えてみればそうだ」となるというのは、

まだまだこの世の中にはたくさんあるのでしょう。

何事も常識だからと思い込んでしまうことなく、

常に理由や根拠を求めるのが医療人として大切なことだと改めて思った騒動でした。

脳ドックのご予約はコチラ。予約の状況、時間帯にもよりますが

MRI検査・頸動脈エコー検査共に、当日予約もお受けしております。お気軽にお問い合わせ下さい。
【電話受付時間】平日 9:00 - 17:00 / 土曜日 9:00 - 12:00 / TEL:078-261-3533
※中休みは無く診療しております。
WEBフォームからは、24時間ご予約が可能です。※WEB予約は現在休止中 2018/11/26

料金 23,000円 (税込)から。