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22日 2017年 03月

認知症とうつ病の関係について

老年期になるとうつ病を発症される方が多くいます。
それは、老化などによる身体能力の低下はもちろん
定年退職による社会的役割の喪失、配偶者が亡くなって孤独を感じたり
子供が独立し張り合いがなくなったり、などさまざまな喪失体験が
きっかけになりやすいと言われています。
その一方で認知症は、症状によって変わりますが
加齢による発症や生活習慣などと言われています。
うつ病と診断され抗うつ剤の処方でよくならなかった場合などは、
認知症の可能性があります。
反対のケースでは、認知症の診断され進行抑制のための薬を
処方され物忘れが改善したとういこともあります。
認知症とうつ病の症状は似ているため間違えて
診断されていることもしばしばあります。
もしうつ病かな?と感じ医療機関で診察を受けた場合でも
同時に認知症の診断も受けることもおすすめします。
認知症とうつ病とは基本的に個別の病態ですが、
最近では、認知症とうつ病とが合併することが広く認められてきています。
うつ状態が認知症の進行を早め、認知症がさらにうつ病を
悪くさせたり悪循環になることもありますので
いずれにせよもともとの原因を早急に発見し、対処することが大切です。

12日 2017年 03月

脳梗塞の原因そして予防

脳梗塞は何の前触れなく、突然発症されるケースが多いのは、
皆さんご存知だと思いますが、かかってしまったと思っても
手遅れであったりすることも多いので普段から予防をしましょう。
脳梗塞の多くの原因は、高血圧や高脂血症、糖尿病が当てはまります。
普段から食生活の改善や適度な運動をすることにより、
正常な状態を維持することがとても大切です。
- 食生活では -
・塩分を控える
・暴飲暴食しない
・血圧を下げる効果のある食材をとり入れる
魚には、コレステロールや中性脂肪を減らし
動脈硬化を予防する作用があります。
その他に血液をサラサラにする効果もあると言われています。
魚に含まれる栄養には脳卒中や心筋梗塞など、
血管の病気を予防する効果もあります。
血圧を下げる効果が多い物は、
すめいかやタコ、アサリ、カキなどがあります。
- 運動では -
・ウォーキング
・水泳
・サイクリング
高血圧をさげるためには、有酸素運動をするようにしましょう。
心臓が原因で起こる脳梗塞もあります。
不整脈が原因で心臓の中で血液の塊が出来やすくなり、
その塊が脳に流れていき、そのせいで脳の血管がつまり
脳塞栓を起こしまう場合があります。
動悸がしたりした場合は、不整脈ではないか検査をすることをお勧めします。
脳梗塞は朝に起こることが多いです。
原因は、寝ている間に血流が悪くなっていたり、
血液中の水分が足らなくなり血液がドロドロになってしまう事です。
脳梗塞の3~4 割は睡眠中に発病されているといわれています。
脳梗塞は夏に起こることも多いです。
それは、暑い中でスポーツをした場合などで水分が不足してしまい、
血液がドロドロになってしまうことが原因です。
スポーツをする時は、十分な水分を取ることを心がけましょう。

02日 2017年 03月

認知症高齢者の交通事故と賠償責任

過去に『高齢者の交通事故多発による道路交通法改正』
という記事を書きましたが、免許を返納され、
自動車を売却と同時に保険も解約した方は確認が必要です。
自動車保険に個人賠償責任保険特約を付けていた場合、
解約時に火災保険に特約を付け替えていたらよいのですが、
なかなかそこまで思いつかない方も多いのではないでしょうか?
高齢の親を持つ方も、実家に帰省した時には、
保険証券を確認することをお勧めします。
とういのも、認知症の高齢者の方が自転車での事故を起こして、
家族に対し監督義務違反に基づく損害賠償責任が認められることがあり、
ケースによっては、賠償金がとても高額になることもあります。
兵庫県では、平成27 年10 月より、自転車損害保険への加入が
条例により義務付けられています。
その他には、認知症で徘徊していた高齢の方が
鉄道事故を起こして、鉄道会社から妻やその子供に対し、
高額の損害請求が認められた例もあり注意が必要です。
監督義務違反の責任を追及された場合でも、個人賠償責任保険で
対応できることも多くあり、保険料も年間数千円程度です。
認知症の高齢者を介護しているご家族はもちろん、
現在は、健康上問題ないご家族でもいつかは認知症の症状が
出てくる可能性もありますので、万が一認知症の高齢者が事故を
引き起こしてしまった場合に備えて、個人賠償責任保険に加入をお勧めします。

22日 2017年 02月

治る認知症がある?その2・・・『正常圧水頭症』とは

先日、治る認知症『慢性硬膜下血腫』についてお話しましたが、
その他にも治る認知症が存在します。
------過去記事: 治る認知症がある?・・・『慢性硬膜下血腫 』 -------

パーキンソン病や認知症と診断された患者さんの中に5%~10%ほど存在します。
それは、正常圧水頭症という病気ですが正しい治療をすれば症状が改善されます。
原因は、脳脊髄液が異常に頭にたまってしまうことで、脳脊髄液の流れが
止まってしまうことによって起きます。

早期に出やすい症状は、歩行障害や尿失禁、認知症の症状などです。
急性の場合は、頭痛や吐き気などを起こし、生命にかかわることもあります。
特徴的な歩き方になることが多く、歩き方から早期発見も可能だと言われています。
記憶障害よりも、集中力が注意力の低下の方が目立ちます。
専門医でも診断を間違えるケースがよくあると報告されています。
認知症と診断された場合は『正常圧水頭症ではないですか?』と
家族の方が専門医に質問するのも誤診を防ぐことになります。

正常圧水頭症は、薬だけでは治せませんが手術で治療が可能です。
しかし、発見が遅ければ手術を行っても改善が大きく期待できない場合もあり
そのため早期発見が重要になってきます。
歩き方がおかしい、うつのような症状がある、尿失禁があるなど、
どれか1つでも気付く症状があればすぐに受診して下さい。

12日 2017年 02月

治る認知症がある?・・・慢性硬膜下血腫とは

認知症の中でも治る認知症があるのをご存知ですか?
そもそも認知症とは、老化による物忘れとは違います。

下記が老化による物忘れと認知症の特徴です。
◆老化による物忘れ
原因:脳の生理的な老化
もの忘れ:体験したことの一部を忘れる(思い出すことがある)
進行:あまり進行しない
判断力:低下しない
自覚:忘れっぽいことを自覚している
日常生活:支障がない
◇認知症
原因:脳の神経細胞の変性や脱落
もの忘れ:体験したことの全てを忘れる(思い出せない)
進行:だんだん進行する
判断力:低下する
自覚:忘れたことの自覚がない
日常生活:支障をきたす

認知症の85%がアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、
血管性認知症で占めています。
残りの15%の中に治る認知症が存在します。
それが『慢性硬膜下血腫』です。
転倒などで頭を打ったなどで起こる病気で、打撲後2~3ヶ月後に起こります。
症状によっては、物忘れや歩行障害、尿失禁など認知症とよく似た症状が特徴です。

慢性硬膜下血腫の治療法は2種類あり、1つは頭蓋骨に10円ほどの穴をあけ、
血種を除去する方法があります。その他には、漢方薬で経過観察する方法です。
緊急時の場合は、頭蓋骨を大きく切開し摘出する場合もあります。

認知症の症状がある高齢の方にも慢性硬膜下血腫だったとういことがよくあります。
高齢だからと言って認知症とすぐに決めつけず、
転倒や頭をぶつけた場合は、診察を受けに来て下さい。
慢性硬膜下血腫であれば、血種を除去すれば
脳は元の状態に戻ります。

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