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09日 2018年 03月

あくびならぬ「生あくび」にご用心 脳

脳卒中のひとつとして恐れられている、脳梗塞。
脳内の血管が詰まることで起きる病気ですが、この脳梗塞には前兆となるサインがあります。
実際に脳梗塞を患ったことがある人の多くがこの前兆に心当たりがあると答えているので、
前兆を知っておくことも早期治療の決め手となります。
身体のしびれを前兆として感じた人も多いのですが、それと並んで知っておきたいのがあくびです。
眠い時に出る、あのあくびです。
脳梗塞の前兆には異常なまでの眠気やあくびがあるので、
睡眠不足の心当たりがないのにやたら眠気が強かったりあくびが出るようだと要注意となります。
しかし、あくびは日常的に出るものです。それがすべて脳梗塞の前兆というわけではないので、
要注意のあくびである「生あくび」について知っておいていただきたいと思います。
生あくびとは、本来のあくびとは別の理由で出るあくびのことです。
寝不足であったり、寝不足でなくても起きた直後にあくびが出たりもしますが、
これらは単に身体による眠気への反射的な反応なので問題はありません。
その他にも退屈さを感じた時にもあくびが出たりしますが、これも身体が眠気に反応しているだけなので問題なしです。
あくびをすることで背伸びをしたり口を大きく開けたりするので、
これが刺激となって脳が活性化され眠気から目を覚ましてくれます。
生あくびとは、これらの理由とは別のあくびです。寝不足があるわけではなく、
退屈しているというよりむしろ活発に活動している時に出るあくびは、生あくびの可能性があります。
実際に脳梗塞を経験した人の話によると、脳梗塞の前兆で感じる眠気は通常のものとは異質なもので、
寝て起きたから眠気が改善するということもないといいます。強い眠気と生あくび、
それに加えてろれつが回りにくくなってきたら、かなりの確率で脳梗塞の前兆です。
手足や舌がしびれるような感覚があったらさらに脳梗塞の前兆である疑いが濃厚なので、
一刻も早く医師の診察を受けることをおすすめします。
もっとも、生あくびの段階でその前兆を察知することができれば早期治療にもつながるので、
心当たりのないあくびが妙に多いと感じた場合も「もしかして?」と意識するようにしてください。

02日 2018年 03月

ご存知ですか?脳卒中のリスク要因「モーニングサージ」

高血圧が脳卒中のリスクを高めるというのは、ご存知の方も多いと思います。
血圧が上がるとそれだけ脳内の結果に対する負担が大きくなるため、
破裂したり出血したりする原因になりやすいからです。
血圧が高いという中で、さらに注意したい「モーニングサージ」についてお話ししたいと思います。
「モーニングサージ」という言葉が初めてという方もおられると思いますが、これは早朝高血圧のことです。
通常、朝起きた直後は血圧が低めになります。
低血圧の人が朝なかなか起きられないのは、ただでさえ血圧が低いのにさらに低くなるためです。
しかし、血圧が高めの人の中には朝起きた直後に血圧が急激に上がるようになる場合があります。
それが「モーニングサージ」です。
「モーニングサージ」の定義は、起きた直後の血圧の上が135 以上、そして下が85 以上とされています。
アメリカの基準から国際基準になったものですが、日本でもおおむねこれを基準として診断されています。
「モーニングサージ」の傾向が見られる人は、起床後1 時間ないし2 時間程度の時間帯の血圧が高く、
脳卒中の危険度が高くなります。この状態で力を入れるような作業をしたり、
暖かい場所から急に寒い場所に行くなどのストレスを身体に与えないことが重要です。
冬場は朝が寒いので、脳卒中のリスクが高くなります。当ブログでもそのことを指摘していますが、
今年は特に寒さが厳しく関西地方でも雪国のような朝を迎える日が少なくありません。
そんな日は当然ながら脳卒中のリスクもより高くなるので、
急激な温度変化から血管を守ってあげるように心がけてください。
もちろん「モーニングサージ」は突然現れるものではなく、
生活習慣の中から徐々にその傾向が強くなるというものです。
普段から血圧の高い人がそのまま早朝も血圧が高くなりがちというところから「モーニングサージ」になっていくので、
そうなる前に予防する手段はいくらでもあります。
食生活や運動習慣、ストレスの発散など、
できることから少しずつ改善して冬の朝にビクビクしなくても済むような体を手に入れたいものです。

15日 2018年 02月

冬は脳の病気にご注意を!

今年の冬は例年になく巨大寒波が襲来したりと、全国各地がここ最近では見なかったような寒さとなっています。
これだけの寒さになると、脳神経外科医として心配になるのが脳の病気です。その中でも特に、脳梗塞です。
冬は寒い季節ですが、それだけでなく寒暖の差が大きくなる時期でもあります。
というのも、暖房が効いている快適な室内から外に出た時に急激な寒さを感じたりすることが多く、
お風呂に入った時に起きやすいヒートショックもその中のひとつです。
寒暖の差が大きくなると、最も負担がかかるのは血管です。
暖かい空間にいる時は血管が広がっていて血圧が安定しているのですが、
そこから急に寒いところに行くと血管が収縮し、血液の通り道が狭くなるために血圧が一気に高くなります。
急激な血圧の上昇が脳出血の原因になるのはご存知の通りで、
これが寒い冬に脳卒中を起こしやすい理由のひとつです。
もうひとつ、冬は暑くないためにのどが渇きにくく、水分補給が後手に回りがちです。
水分が不足すると血液がドロドロになり、これまた脳卒中の原因になります。
元から生活習慣病の影響で血液がドロドロ気味になっている人が
水分不足でさらにドロドロになるとどういうことが起きるか・・・考えただけでもゾッとしますね。
これを防ぐためには、のどが渇いていなくても冬場は意識をして水分補給をするように心がけましょう。
さらに、冬場は年末年始も含めてお酒を飲む機会が多くなる時期です。
お酒を飲むと脱水になりやすいため、ここでも隠れ脱水がアルコールの過剰摂取と
相まって脳に負担をかけてしまう原因になります。
冬場のお付き合いでお酒を飲むときにも水分補給を意識するようにしましょう。
冬は脳卒中のリスクが高まることを認識した上で、リスクを正しく知るために最善の手段は脳ドックです。
脳ドックでは今すぐ対処しなければならないリスクだけでなく、将来危険になるかも知れないというリスクを
知ることもできるので、少なくとも数年に一度は受診されるとかなりの精度で
リスクを予知することができるのでおすすめです。

08日 2018年 02月

ハチミツが認知症予防になるという話について

健康食品の優等生としてよく用いられているハチミツ。健康食品の広告に躍っている言葉を借りると、
せっせと働く働きバチはハチミツに含まれている栄養源であれだけの労働に耐えられる、とあります。
こうした宣伝文句の言葉を借りなくても、ハチミツには蜜蜂が生きていくための栄養源がぎっしりと詰まっており、
人間の健康維持に欠かせない栄養が豊富に含まれているのは間違いのないことです。
風邪を引いている人などにハチミツを飲ませると良いというのは日本でも古くから言われていることで、
それは洋の東西を問わず共通しています。
そのハチミツが、認知症の予防に効果的であるという話が最近になって多くなっています。
これについて実際のところを、少しお話ししたいと思います。
ハチミツには、プロポリスという成分が多く含まれています。
このプロポリスには血流を改善する働きと、神経を修復する働きがあることが分かっています。
これだけだと認知症と直接の関わりはありませんが、
注目したいのはプロポリスのこうした働きが生活習慣病の予防効果を発揮できることです。
認知症を発症している人の6 割以上は、生活習慣病が引き金となっています。
生活習慣病の恐ろしいところは、その病気自体に深刻な症状がなくても
そこから引き起こされる合併症などに深刻な症状があることです。
認知症もそのうちのひとつと考えると、生活習慣病が万病のもとであることがお分かりいただけると思います。
ハチミツに多く含まれているプロポリスには、こうした怖い生活習慣病のリスクを低減する働きがあるとされています。
生活習慣病のリスクを下げることができれば、その先にある認知症のリスクも下げることができる、というわけです。
また、プロポリスには高い抗菌作用があることも分かっています。
風邪などの予防や、抗がん作用もあるためガンの予防にも有効であるという見方もあります。
もとから健康の優等生と言われているハチミツですが、これだけの健康効果があるということですね。

01日 2018年 02月

あのトランプ大統領に認知症疑惑?

アメリカのトランプ大統領といえば、大統領になる前から暴言王として知られていた人物です。
アメリカではその名前は早くから轟いていたようで、その毒舌ぶりでテレビでもコメンテーターとして人気を集めていました。
そんな人が大統領になったのですから、ある程度の暴言は織り込み済みということで良いと思いますが、
ここに来てその切れ味が鋭すぎるためアメリカ国内では「認知症の検査をした方が良い」
という話がまことしやかに語られるようになっています。
ここ最近の暴言や政策を見ていると、長年の火種となっていたエルサレムをイスラエルの首都として認めたり、
中南米やアフリカのことを「便所のような国」と言ったとか言わないとか。
さすがにここまでくると失言ではなく、本当にそういう考えが頭の中にあるから出てくる言葉だということなのでしょう。
しかし、政治家には言って良いことと悪いことがある、
それを判別できないのだから認知症ではないか・・・というわけです。
暴露本の中でも政治家としての資質に触れるような記述があるので、
本人が「私は賢い」とツイッターで応戦したばかりです。
まるでプロレスを見ているかのような面白いストーリーですが、トランプ大統領が他でもなく世界の覇権国家、
アメリカの最高責任者であることが問題を大きくしています。
トランプ大統領が認知症なのかどうかは、日本から映像を見ているだけでは判断できません。
本人はもちろん否定していますが、すでに70 歳を超える高齢であることを考えると、
認知症リスクは高いと言って良いでしょう。
話の展開によっては認知症検査を受けて、その診断結果によっては
トランプ政権そのものが不透明になることが考えられます。
良い意味でも悪い意味でも、トランプ大統領への注目は、これからも集まることになりそうです。
しかしこの問題は、一般の人にも共通しています。
周りから認知症ではないかと言われた人が簡単にそれを認めるとは考えにくく、
検査を渋っているうちに症状が進行するというのは、とてもよくあるパターンです。
一定の年齢になったら定期的に検査を義務付けるなどの方法を採るべきだという意見が、
いよいよ現実的なものになるのかも知れません。

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