ブログ

03日 2017年 01月

高齢者の交通事故多発による道路交通法改正

最近では、認知症のドライバーによる交通事故がよく報道されています。
このような状況を踏まえて、来年2017年3月から
改正道路交通法が施行されることになりました。

平成27年末時点で75歳以上の人口は、約1,800万人です。
その約4人に1人にあたる約480万人が運転免許を保有しています。
運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上のドライバーは、
高齢者講習の前に認知機能検査を受けなければならないこととされています。
認知機能検査は、教習所等で受けることができます。
認知機能検査の結果が悪かった場合、医師の診断書を提出することになります。

信号無視や一時不停止などの特定の交通違反を更新の前に
行っていた場合または更新後に行った場合は、警察から連絡があり、
この場合も医師の診断書を提出することになります。
認知症であると診断された場合には、免許が取り消されます。
2015年の65歳以上の方の自主返納は約28万件でした。

特定の交通違反とは以下になります。
・信号無視   ・通行禁止違反    ・通行区分違反(右側通行等)
・通行帯違反  ・進路変更禁止違反  ・転回・後退等禁止違反
・踏切不停止  ・しゃ断踏切立入り  ・指定通行区分違反
・一時不停止  ・交差点優先車妨害  ・優先道路通行車妨害
・徐行場所違反 ・横断歩行者等妨害  ・交差点安全進行義務違反

認知症検査にはどんな検査をするかといいますと、
脳が委縮していないか、血流が落ちていないかなど
MRI検査で脳を調べることになります。

認知症と診断されると運転免許が取り消しになりますが、
不幸な交通事故を無くすためにはやむをえないことでしょう。
しかし、日本ではまだまだ車がないと生活ができない場所もあり、
そのような方からいきなり免許を取り上げることにも抵抗があります。

円滑な運転中止のためには、早めに医療機関を受診し、
正確な診断を受け、原因疾患を明らかにすることが大事です。
認知症でも疾患により運転への影響の表れ方が違います。
自分では気が付かない間に、頭も体も衰えていくものです。
現状を受け入れ、自分の安全、人の安全を考えることも必要です。

※物忘れ・認知症のページはコチラ

21日 2016年 12月

一過性脳虚血発作は脳梗塞の警告。併発する恐ろしい病気

脳卒中の一つである脳梗塞は認知度の高い病気ですが、

一過性脳虚血発作はあまり知られていません。

しかし、一過性脳虚血発作は脳梗塞を併発する可能性が極めて高い、脳梗塞の警告なのです。

初期症状としましては、
・言葉が出なくなる
・ろれつが回らなくなる
・口をうまく閉められなくなる
・顔がゆがんで口元がしびれた
・片側の手や足がしびれた
・片方の目に膜がかかったように見えなくなる
・半身が脱力して倒れそうになった
・視野が狭くなる
・目の焦点が合わなくなる
・物が二重・三重になって見える
・人の言うことがうまく理解できない
・思ったように文字が書けない

脳梗塞の恐ろしさは致死率の高さもそうですが、

脳梗塞患者のほとんどがなってしまう後遺症も怖いものです。

片麻痺や言語障害、意識障害などで寝たきりになってしまう可能性も高いのです。

※一過性脳虚血発作についてはコチラ

※脳卒中・脳梗塞のページはコチラ

11日 2016年 12月

その突発性難聴、本当にそう?

難聴や耳鳴りで耳鼻咽喉科で突発性難聴と診断されて、

本当の原因の聴神経腫瘍とわかるまで3年...そんな話を良く耳にします。

聴神経腫瘍は良性の腫瘍で他の臓器に転移したり、

1~2ヶ月で大きくなったりはしませんが、

診断に3年もかかるとその分腫瘍が大きくなり手術も大変です。

大きくなると脳を圧迫し、歩行障害や意識障害などをきたし、

最終的には、生命にかかわってくる病気です。

通常は、ウィルス性難聴や血管障害による難聴を疑います。

それでも診断がつかない場合にMRI検査を行い、

聴神経腫瘍など全ての可能性を排除しても原因がわからない時、

初めて突発性難聴という診断にたどりつきます。

聴神経腫瘍は、遺伝子異常および遺伝性が明らかにされています。

もし血縁者に聴神経腫瘍の既往歴がある場合は、

数年おきにMRI検査をすることをおすすめします。

※聴力障害・耳鳴りのページはコチラ

02日 2016年 12月

よくある認知症の初期症状、こんな症状が出てきたら要注意

認知症は、突然発症する病気ではなく、長い年月をかけて少しずつ進行する病気です。

その為、家族や本人が何かおかしいと小さな異変を感じても一時的なもの大丈夫と

重大に受け止めず、初期症状のサインを見逃しがちです。

認知症の初期症状が現れているにもかかわらず、そのサインを見逃してしまい、

気づいたころに重症化しているケースが多く存在します。

・ぼんやりしていることが多くなった
・身だしなみに構わなくなった
・買お金の使い方がわからなくなった
・薬の管理ができなくなった
・疑い深くなった
・相手の意見を聞かない
・怒りっぽくなった、落ち着かなくなった
・判断や決定することができなくなくなった
・勘違いや誤解が多くなった
・家を出たら帰れなくなる
・日付、曜日、月がわからない
・物を置き忘れる、探し物が多くなった
・整理整頓が雑になった
・物の名前や人の名前が出てこない
・失敗が多くなり、言いわけをする、人のせいにする
・同じことを何度も言ったり聞いたりする
・買い物に行くと何度も同じものを買ってくる
・デイサービスに行くことを嫌がる
・お風呂に入ることを嫌がる
・薬を飲むことや病院に行くことを嫌がる
・被害妄想や思い込みが激しい
・空腹を常に訴えてくる。食べすぎる。

もし、そんな時でも決して怒ってしまってはいけません。

そのことを強く責めたりすると逆効果になることが多いです。

2項目以上当てはまる方は、認知症や前段階である

軽度認知障害の可能性がありますので

すぐに外来を受診して下さい。

※物忘れ・認知症のページはコチラ

20日 2016年 11月

手足のしびれは危険なサイン?重病の兆候を見逃さないで下さい。

正座を長くしたときに足がじんじんしびれることがあります。

これは正座によって一時的に血流が悪くなったために起こるしびれですが、

これに似た「じんじんする感じ」「ビリビリする感じ」が

何もしていないのに手足に起こったら、

何かの病気で感覚神経や運動神経が傷ついているのかもしれません。

手足のしびれがおこる代表的な病気や原因としては
・一過性脳虚血発作 ・脊髄腫瘍   ・脊髄損傷   ・変形性頚椎症 
・血行不良     ・妊娠中    ・ストレス   ・二日酔い
・脳出血      ・脳梗塞    ・くも膜下出血 ・脳腫瘍

その他にも原因は沢山ありますが、頭痛と併発している場合は注意が必要です。

「日常的に頭が痛くなる」という人は、特に珍しくありません。

しかし手足のしびれに伴って頭痛があるときは、

重篤な病気である恐れがありますので注意が必要です。

「風邪をひいたのかも」「血圧がちょっと高いのかも」など、

安易に自己診断をするのはよくありません。

これまでに感じたことがない痛みの場合は「くも膜下出血」かも知れません。

手術を受ける等の処置が必要ですので、

予約はいりませんのですぐに診察に来て下さい。

四肢の麻痺・脱力のページはコチラ

Prev12345678910Next

脳ドック のご予約はコチラ。 予約 の状況、 時間帯にもよりますが

MRI検査・頸動脈エコー検査共に、当日予約もお受けしております。お気軽にお問い合わせ下さい。
【電話受付時間】平日 9:00 - 17:00 / 土曜日 9:00 - 12:00 / TEL:078-261-3533
※中休みは無く診療しております。
WEBフォームからは、24時間ご予約が可能です。

料金 23,000円 (税込)から。 コース内容は コチラ>>>