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16日 2018年 03月

キレる子供の問題を医療のアプローチで紐解くと

突然感情をむき出しにして怒りだしたり、かと思えば一切のコミュニケーションを拒否して引きこもったり。
10 代の子供たちに見られる行動パターンには、大人とはまるで違うものがあります。
それを思春期という言葉で片づけられてきたわけですが、それだけでは済ませられない現象も多くなっています。
それを象徴するのが、キレる子供の問題です。
親に口答えをしたり乱暴な態度を取るというのは思春期にありがちなレベルですが、
人を傷つけたり殺してしまったりするとなると尋常ではありません。
なぜこんな問題が起きるのかという理由を考察すると、脳内の前頭前野という部分にヒントがあります。
脳の前頭前野は言葉を使ったり計算をするといった知的な活動に欠かせない部分ですが、
それに加えて他人の考えていることを慮ったり、社会との兼ね合いを考えたりする能力も備わっています。
感情をコントロールするのは理性ですが、この前頭前野には理性を司る能力があるのです。
簡単に言ってしまうと、前頭前野があまり発達していない人は感情をうまくコントロールできず、
暴力を振るったり人を殺めてしまったりするわけです。
怒りやその相手をやっつけてしまいたいという衝動は誰にでもあるものですが、
それをしたらどうなるか、そこまでする必要があるのか、という理性が実際の行動を抑えてくれるので、
大事には至らないというのが健全な姿です。
ではこの前頭前野は、どうやったら発達させることができるのでしょうか。
月並みではありますが、やはり重要なのは他者との触れ合いやコミュニケーションです。
人間同士だけでなく動物や自然など、あらゆるものから刺激を受けて脳を活性化させることで
脳の中には経験という引き出しが増えていくので、これが前頭前野を発達させていきます。
幸いにも、脳の他の部分と違って前頭前野は10 歳頃に発育を終了しません。
他の部分は8 際から10 歳程度で発育が終了するためそれ以降の発達余地は見込めませんが、
前頭前野は25 歳くらいまで発達を続けることが分かっています。
このことから、最近の学説には「人間の思春期は25 歳まで」というものまであります。
10 歳を過ぎてもまだまだ改善の見込みがあるので、思春期の度が過ぎていると感じる方がおられる場合は、
今からでも理性を発達させることは十分可能です。

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