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01日 2017年 09月

暑い時期、脱水症状から起きる脳の病気にご用心

夏の暑さで引き起こされる病気といえば熱中症が最もクローズアップされるところですが、

夏の暑さゆえに汗をかいて水分が不足することが原因であることはよく知られています。

夏になると頻繁に水分補給が推奨されているのも、水分不足による熱中症を防ぐためです。

しかし、夏の水分不足によって起きる病気は熱中症だけではありません。

脳外科の観点から特に注意を喚起したいのは、水分不足による脳の病気です。

その原理は意外にシンプルなもので、夏に大量の汗をかくことで体内の水分が不足すると、

血液の水分も少なくなって「ドロドロ化」します。

血液がドロドロになる原因にはメタボリックシンドロームが有名ですが、

このように汗をかきすぎて血液がドロドロになることもあるわけです。

それによって血液の流れが悪くなると、脳内の血管でも同じことが起きます。

脳内の血液の流れが悪くなると懸念されるのが、脳梗塞です。

脳梗塞には大きく分けて脳塞栓症と脳血栓症があり、

いずれも脳内の血管が詰まってしまうことによって起きます。

医師の立場から申し上げたいのは、脳梗塞が高齢の方だけのものではなく、

若い人にも十分起こりうるものだということです。

その原因に深く関わっているのが、先ほど注意を喚起した水分不足です。

それまで脳に異常がなかった人であっても、大量の汗をかいたことで水分不足になると突然、脳血栓症を発症したりします。

高齢ではないからといって、夏の水分不足によって引き起こされる脳の病気を甘く見ないようにしましょう。

そこで提案したいのが、脳梗塞を意識した正しい水分補給です。

よく「喉が渇く前に少しずつ」と言われていますが、これは正解です。

厳密に言うと汗をかく前に少しずつ摂るのが効果的です。

また、暑い時期はビールを一気に飲むとおいしいですが、

ビールは水分を摂っているように見えて実は利尿作用によって水分を排出します。

そこでビールを飲んだ後や、ビールを飲んだ日の寝る前にコップ1杯の水を飲むように心がけてください。

これだけも体内の水分不足をかなり補うことができます。

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