ブログ

09日 2017年 10月

認知症の改善に水素が役立つって本当?

認知症はひとたび発症してしまうと、良くなることはなくどんどん症状が悪化することに多くの方が不安を感じています。

アルツハイマー型の認知症は進行を遅くすることができる薬などが続々と開発されていますが、

サプリメントなど日常生活の中でできることはないのでしょうか。

認知症の改善に効果が期待できる成分として、水素が注目されています。

体内の活性酸素は体を錆びさせることで老化を進める厄介者として知られていますが、

認知症の人に多く見られる脳の「老人斑」を水素が除去してくれることが分かっています。

薬ではないのですぐに効果が出るというわけではありませんが、

年単位で摂取すると認知症の症状が緩和したという報告もあります。

老化を進める悪性活性酸素や「老人斑」の除去に水素が役立つということは、

認知症が発症した後だけでなく、予防にも役立つと考えるのが自然です。

実際に水素を使った多くのサプリメントが認知症予防を謳っており、

アンチエイジングの分野でも水素がちょっとしたブームになっています。

水素の他にもオメガ脂肪酸や山芋の成分であるジオスゲニンなど、

認知症の緩和に役立つとされる成分の研究をどんどん進んでいます。

それだけニーズに高い分野なので今後もさまざまな成分を使ったサプリメントが登場するでしょう。

先ほども述べましたが、あくまでもサプリメントは栄養補助食品という「食べ物」です。

薬ではないので効果を期待しすぎるとガッカリすることにもなりかねないので、

長く続けて改善すれば儲けものというスタンスでちょうど良いと思います。

認知症には生活習慣病が深く関わっているので、やはり認知症の予防やケアは生活習慣病のケアが最も大切です。

栄養のバランスや適度の運動などは生活習慣病だけでなく脳にも良い効果をもたらすので、

「体はひとつにつながっている」という意識を常に持って、脳がいつまでも元気でいられることに関心を持ちましょう。

02日 2017年 10月

再発が怖い脳梗塞、再発予防に役立つ食べ物とは

脳梗塞はとても怖い病気ですが、早期発見であれば比較的安全に治すことができる病気でもあります。

しかし、脳梗塞の原因が生活習慣にある場合、血栓を取り除いて安全を確保したとしても、

それまでの生活習慣が続いているとまた同じように血栓ができてしまう可能性があります。

これが脳梗塞の再発を招くリスクを高めてしまい、

データで見ても脳梗塞が完治した人であっても3年以内に2~3割の人が再発してしまうという傾向が見られます。

一度助かったからといって次も助かる保証はなく、次の発症では前回よりも症状が重く、そして影響が広くなりがちです。

重篤化すると命に関わるばかりか命が助かっても重い後遺症に悩まされることもあります。

そんな脳梗塞の再発を防ぐには「1にも2にも生活習慣の改善」です。

野菜を多くして炭水化物や油分、お酒を控えめに…というのは、脳梗塞だけでなくあらゆる生活習慣病の予防で言われることです。

それができれば苦労はないという声が聞こえてきそうなので、ここでは積極的に摂るように心がけたい食べ物をご紹介します。

その筆頭格は、納豆です。何かと健康に良いと言われている食べ物ですが、

脳梗塞の原因である血栓を作ってしまう成分のフィブリンを溶かす働きがあります。

ただし、脳梗塞の薬としてワーファリンを服用している方は納豆禁止です。

逆効果になってしまうので食べないようにしてください。

もう1つ、生活習慣に採り入れたいのが水分です。

特に睡眠時の水分補給は重要なので、寝る前と起きた直後にコップ1杯の水を飲むと効果的です。

これは、寝ている間に水分が失われることで血液が濃くなり、

それが血流を妨害してしまうことで血栓を作ってしまうことを防ぐためです。

いわゆる「血液サラサラ成分」も、血栓ができにくくなるので摂取したい栄養素です。

青魚に含まれているDHAやEPA、ポリフェノールなどおなじみの成分は血液をサラサラにする効果が期待できるので、

その延長線上に脳梗塞の再発予防があります。

もっとも、食生活は体に良いからと言ってそればかり食べているのは良くありません。

脳梗塞の再発予防が期待できる食べ物を採り入れつつ、

バランス良く食べることが体全体の健康に資することは言うまでもありません。

11日 2017年 09月

幸せを感じる脳内物質で人生を豊かに

人間は幸せを感じたり、楽しいことや嬉しいことがあると、自然に足取りが軽くなったり鼻歌が出たりします。

こうした行動は無意識に起きるもので、実は脳の働きが関係しています。

日々の生活でプラスに感じることがあると、脳内ではセロトニンというホルモンが分泌されます。

このセロトニンは脳の働きを穏やかにして安定化させる働きもあるので、人間が幸せを感じている時には大声をあげたり暴れたりしないのです。

これを言い換えると、いかにしてセロトニンを分泌させるかが心身の健康や生活の質に関わってくることになります。

では、このセロトニンはどうすればより分泌されやすくなるのでしょうか。

最も顕著なのは、適度な運動です。

特に外にでて日光を浴びて運動をすると日光がもたらす効果と運動の相乗効果で、セロトニンの分泌が活発になります。

屋外で運動をして帰ってきた時に清々しい気分になるのは、運動そのものよりもそれによって分泌されたセロトニンによる快楽効果が大きいのかも知れません。

もうひとつ、セロトニンを多く分泌する人の営みがあります。

それは、人に会うことです。

人と会って話し、自分が考えていることを伝えるのは承認欲求を満たすことになるため、その達成感からセロトニンが分泌されるといわれています。

外に出て人に運動したり、人に会うことが健康につながるというのは、よく聞かれることです。

特によく聞かれるのが高齢者の認知症予防やストレス解消なので、セロトニンを多く分泌するような生活はそのまま脳の健康、認知症や生活習慣病の予防につながるということですね。

01日 2017年 09月

暑い時期、脱水症状から起きる脳の病気にご用心

夏の暑さで引き起こされる病気といえば熱中症が最もクローズアップされるところですが、

夏の暑さゆえに汗をかいて水分が不足することが原因であることはよく知られています。

夏になると頻繁に水分補給が推奨されているのも、水分不足による熱中症を防ぐためです。

しかし、夏の水分不足によって起きる病気は熱中症だけではありません。

脳外科の観点から特に注意を喚起したいのは、水分不足による脳の病気です。

その原理は意外にシンプルなもので、夏に大量の汗をかくことで体内の水分が不足すると、

血液の水分も少なくなって「ドロドロ化」します。

血液がドロドロになる原因にはメタボリックシンドロームが有名ですが、

このように汗をかきすぎて血液がドロドロになることもあるわけです。

それによって血液の流れが悪くなると、脳内の血管でも同じことが起きます。

脳内の血液の流れが悪くなると懸念されるのが、脳梗塞です。

脳梗塞には大きく分けて脳塞栓症と脳血栓症があり、

いずれも脳内の血管が詰まってしまうことによって起きます。

医師の立場から申し上げたいのは、脳梗塞が高齢の方だけのものではなく、

若い人にも十分起こりうるものだということです。

その原因に深く関わっているのが、先ほど注意を喚起した水分不足です。

それまで脳に異常がなかった人であっても、大量の汗をかいたことで水分不足になると突然、脳血栓症を発症したりします。

高齢ではないからといって、夏の水分不足によって引き起こされる脳の病気を甘く見ないようにしましょう。

そこで提案したいのが、脳梗塞を意識した正しい水分補給です。

よく「喉が渇く前に少しずつ」と言われていますが、これは正解です。

厳密に言うと汗をかく前に少しずつ摂るのが効果的です。

また、暑い時期はビールを一気に飲むとおいしいですが、

ビールは水分を摂っているように見えて実は利尿作用によって水分を排出します。

そこでビールを飲んだ後や、ビールを飲んだ日の寝る前にコップ1杯の水を飲むように心がけてください。

これだけも体内の水分不足をかなり補うことができます。

20日 2017年 08月

今すぐできる手軽な運動習慣で脳卒中リスクが大幅に減らす

脳内出血や脳梗塞といった脳卒中と呼ばれる病気は、高血圧がその発症に深く関わっています。

シンプルに考えると分かることですが、脳内の血管が加齢や生活習慣で弱くなっているところに、

高血圧が重なって強い圧がかかるとどうなるか、想像がつきますね。

そこで北村クリニックでも脳の健康のために高血圧の改善を強く推奨していますが、

これには食事制限や生活習慣の改善など、始めてみたもののなかなか思うように続かないという方も多いと思います。

そこでおすすめしたいのが、脳卒中リスクを減らす運動習慣です。

具体的にどんな運動をするのかといいますと、有酸素運動です。

有酸素運動という言葉を見聞きされた方は多いと思いますが、

具体的にはウォーキングやジョギング、自転車、水泳、水中歩行などがこれに該当します。

有酸素運動に詳しい方であればご存知だと思いますが、有酸素運動には2つのオキテがあります。

1つは20分以上続けること、もう1つは2~3日に1回の頻度を守ることです。

食後1時間から2時間の間に行うのが最も良いとされていますが、

これは生活習慣上難しいという方も多いと思いますので、

少なくとも最初の2つのオキテを守っていただければOKです。

通勤で電車を利用している方であれば、

いつも利用している駅より1つ前、2つ前の駅で降りて歩くと20分以上の歩行時間を確保できます。

また、自転車で通えそうな距離であれば家から職場まで自転車で通ってしまうのもアリです。

運動強度のコツとしては、「軽く汗ばむ程度」が基本です。

無理にハードな運動をしても有酸素運動にはならず、精神的にも負担が大きいので続きにくいでしょう。

それよりも「軽く汗ばむ程度」の運動を20分以上継続したほうが脳卒中の予防になるのですから、簡単だと思いませんか?

こうした運動習慣は脳卒中だけでなく、血圧や血糖値を下げる効果も期待できます。

太りすぎが気になっている方にとっても効果的なダイエットになるので、ぜひ始めてみてください。

12345678910Next

脳ドック のご予約はコチラ。 予約 の状況、 時間帯にもよりますが

MRI検査・頸動脈エコー検査共に、当日予約もお受けしております。お気軽にお問い合わせ下さい。
【電話受付時間】平日 9:00 - 17:00 / 土曜日 9:00 - 12:00 / TEL:078-261-3533
※中休みは無く診療しております。
WEBフォームからは、24時間ご予約が可能です。

料金 23,000円 (税込)から。 コース内容は コチラ>>>